全国鍍金工業組合連合会(ぜんとれん)

第60回全国大会を開催しました  〜REPORT〜 (2022.11.25)
令和4年11月24日(木)機械振興会館(東京都港区)にて第60回全国大会を開催致しました。
今年度は、会場開催の模様を組合員向けに「YouTube」でLIVE配信を行いました。
なお全国大会の詳細なレポートにつきましては機関誌「全鍍連」(令和5年1月号)をご覧ください。

開催レポート

■ 苅宿会長挨拶

 本大会は、上村総務委員長の司会進行によって行われ、最初に神谷副会長が開会宣言を述べた後、国歌斉唱並びに業界関係物故者への黙祷が行われました。続いて主催者を代表して苅宿会長が、 「本日は第60回全国大会にご出席をいただき、誠にありがとうございます。10月頃より新型コロナ感染防止における諸外国往来の水際対策の緩和、国内では全国旅行支援などによる行動制限の緩和が始まりました。社会経済活動も動き出したところ、この第8波に入ってしまったような報道もありますが、本日は十分な感染対策のもと全国大会を開催いたします。
ここのところの動きでは、円安に一向に歯止めがかからず、またロシア・ウクライナの軍事情勢などによる原材料費の高騰、電気やガス等のエネルギー価格の高騰と、大変厳しい経営環境下のもとでの、各社の企業努力に敬意を表します。
ここで全鍍連の活動報告を少々申し上げたいと思います。まず、7月1日より長谷尚武専務理事が着任いたしました。また、経済産業省のご尽力により、技能実習制度の特定技能人材受入れ対象にめっき業の追加が今年8月30日に閣議決定されまして、10月20日に告示されました。人手不足の解消になればと思っております。
各委員会では、総務委員会ではめっきに特化した保険制度を推進しております。すでに多くの方に加入を頂けておりますが、引き続き加入のご検討をいただきたいと思います。環境委員会では今回、優良環境事業所制度の刷新を行い、88社を認定いたしました。清川委員長様はじめ、関係者の皆様に御礼を申し上げます。情報・国際委員会では、令和5年2月1日から3日まで、毎年ビッグサイトで開催されているSURTECH表面技術要素展に今回初めて全鍍連として17社1組合が出展いたします。めっき技術を大いにPRしていただきたいと思っておりますので、ぜひ皆様にも会場に足を運んでいただければ幸いでございます。また技術委員会では技術コンクールを開催し、432件の参加をいただき、昨年度よりも増加いたしました。ご参加された皆様に感謝を申し上げるとともに、ご支援いただいた関係者の皆様には敬意を表します。さらに、電気めっきガイドを16年ぶりにリニューアルをする予定です。野村副会長様にお骨折りをいただき、来年の4月に新規発刊する予定で進めております。
さて、令和4年度の現代の名工に、東京都鍍金工業組合より京王電化工業鰍フ山本様、福井県表面処理工業組合の清川メッキ工業鰍フ清川様、九州めっき工業組合から葛繽B電化の吉村様の3名が受賞されました。また褒章の方では岐阜県メッキ工業組合の潟~ヤマ金属工業の水谷様が旭日単光章、また九州めっき工業組合潟Iジックテクノロジーズの安田様が黄綬褒章を受章されました。我々めっき業界にとっても非常に喜ばしいことであり、心よりお慶びを申し上げます。
我々の企業がウィズコロナ時代の試練を乗り越え、共に繁栄していくためには、業界全体が今まで以上に団結し、密な情報交換を行い、前進を続けることが必要だと思っております。私も全鍍連のさらなる発展を目指して、全力を尽くす所存でございますので、今後とも皆様のご支援、ご協力をお願いし、ご挨拶させていただきます。本日は誠にありがとうございました。」 と挨拶を述べました。





苅宿会長挨拶



組合功労役員表彰
組合事務局優秀専従者表彰



優良環境事業所認定表彰



コンクール厚労大臣賞表彰



プレミアムアワード表彰



令和4年度現代の名工受賞者3名

■ 全国大会表彰

 続いて第60回全国大会が行なわれ、表彰式では(1)組合功労役員表彰、(2)優良環境事業所認定表彰、(3)全国めっき技術コンクール表彰、(4)特別表彰プレミアムアワード、(5)卓越した技能者表彰が行われました。
※なお本年度コンクールにつきましては、前回に引き続き東京都競技大会等促進支援事業(奨励金事業)に採択されました。
 本年度の組合功労役員表彰は26名が、組合事務局優秀専従者表彰は9名がそれぞれ表彰されました。
 また本年度から新たに開始した、優良環境事業所認定制度では88事業所が認定され、表彰されました。(認定期間は2023年1月1日より5年間)
 また本年度の全国めっき技術コンクールにつきまして、 研磨-装飾クロムめっき部門において旭産業鰍フ阿部 昭彦様、 装飾クロムめっき部門においてサン工業鰍フ朴・北原・林・小椋チーム様、 亜鉛めっき部門において潟Iジックテクノロジーズの倉岡チーム様、 無電解ニッケルめっき部門においてサン工業鰍フ河合・市河・水品チーム様、 硬質クロムめっき部門においては竃村鍍金の福山工場 岡田・夏田チーム様 がそれぞれ厚生労働大臣賞を受賞され、厚生労働大臣厚生労働省人材開発統括官 主任職業能力検定官の宇野様より表彰状が授与され、引き続き、各賞の受賞者にも表彰状が授与されました。
 またコンクールの厚生労働大臣賞の受賞数に応じて、特別に表彰を行う「プレミアムアワード」につきましては、サン工業梶A潟Iジックテクノロジーズが表彰されました。
 また卓越した技能者表彰につきまして、去る11月11日に本年度「現代の名工」として表彰された京王電化工業梶i東京)の山本 豊氏、清川メッキ工業梶i福井)の清川 肇氏、葛繽B電化(九州)の吉村 浩司氏に、苅宿会長より賞状が授与されました。全受賞者を代表して京王電化工業鰍フ山本氏、神奈川組合の後藤氏より謝辞が述べられました後、厚生労働省の宇野様より祝辞を頂戴しました。

■ 新スローガン

「共に前へ」−人と技術が生み出す持続可能なものづくり−

 議事において、議長(苅宿会長)より第60回全国大会宣言(スローガン)『「共に前へ」−人と技術が生み出す持続可能なものづくり−』が提案され、満場の拍手をもって採択されました。




謝辞 山本氏



謝辞 後藤氏



厚生労働省 人材開発統括官
主任職業能力検定官 宇野様祝辞



万歳三唱



新スローガン
開催報告(概要)
開催日  : 令和4年11月24日(木曜日)
開催場所 : 機械振興会館B2ホール(東京都港区)
出席者  : 100名


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