■ 苅宿副会長挨拶 本大会は、吉田経営委員長の司会進行によって行われ、最初に草間副会長が開会宣言を述べた後、国歌斉唱並びに業界関係物故者への黙祷が行われました。続いて主催者を代表して苅宿副会長が、 「本来であれば、山田会長が挨拶を申し上げるところでございますが体調不良により出席がかなわないため、代わりに主催者を代表してご挨拶を申し上げます。日頃より全鍍連の活動にご支援ご指導賜り、誠にありがとうございます。本日は第58回全国大会にご出席をいただきまして誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染拡大の中、全国大会史上初めて、会議室とリモートでの開催を行うこととなりました。今年はご承知のとおり、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、三月にオリンピックの延期が決定されました。各組合、事業者の皆様におかれましても、非常に苦しい経営環境の中で仕事をなされていると思います。全鍍連としましては、賦課金を半分としたり、リモートでの活動をしたりと努力をしているところでございます。さて、全鍍連の事業活動としましても、今年は残念ながら全国めっき技術コンクールや海外視察研修、そして全国ブロック会議等、やむなく中止とさせていただいております。こうしたなか、常設委員会や三役会ではZoomなどを活用しながら、なんとか情報交換を継続させてめっき業界を少しでも盛り上げていこうと努力しているところでございます。ここ数日は感染者が驚異的な勢いで増加しつつあります。全鍍連としましては、まさにこのような緊急事態のときこそ、めっき事業者同士の結束を強固にし情報交換をより活性させながら、未曾有の難局を打破していきたいと考えております。皆様方のご健康を祈念いたしつつ、また今後の全鍍連に対しまして、皆様方のご支援、ご協力をお願いし、挨拶とさせていただきます。」 と挨拶を述べました。 |
会場の様子 苅宿副会長挨拶 |
■ 全国大会表彰 続いて第58回全国大会が行なわれ、表彰式では(1)組合功労役員表彰、(2)環境整備優良事業所表彰、(3)卓越した技能者表彰、(4)岸賞表彰が行われました。本年度の組合功労役員表彰は26名が表彰されました。環境整備優良事業所表彰につきましては1事業所が表彰されました。 なお、環境整備優良事業所認定事業所として本年度新たに15事業所が認定されました。(認定期間は2021年1月1日より3年間) また卓越した技能者表彰につきまして、去る11月9日に本年度「現代の名工」として表彰された三共鍍金梶i東京)の苅宿充久氏に、山ア副会長より賞状が授与されました。 続いて岸賞の表彰として、全鍍連技術顧問の武田光史氏に山ア副会長より賞状が授与されました。岸賞の表彰を5月の総会で行うことができなかったため、今回は全国大会にて表彰を行いました。 全受賞者を代表して苅宿氏より謝辞が述べられました。 なお、本年度の全国めっき技術コンクールにつきましては新型コロナウイルス感染拡大の影響により、「三密」を避けた形での審査が困難と判断し、中止と致しました。 ■ 新スローガン −共に困難を乗り越えよう− 議事において、議長(草間副会長)より第58回全国大会宣言(スローガン)『「継続と変革」−共に困難を乗り越えよう−』が提案され、満場の拍手をもって採択されました。 | 組合功労役員表彰 環境整備優良事業所表彰 卓越した技能者表彰 岸賞表彰 万歳三唱 |