■ 苅宿会長挨拶 「コロナウイルス感染の収束がいまだ見えない中、このように会場にご出席いただきまして誠にありがとうございます。また、Zoomでのご参加の方々も感謝申し上げます。日頃より全鍍連の運営に対しまして、ご支援ご協力を賜っておりますことを、この場をお借りして御礼を申し上げます。 さて、2020年の3月以降、コロナ禍により2年以上皆さんとお顔を合わせての会議がなかなかできませんでしたが、ここのところ、いくらか状況が好転してきたように思います。その間、我々の会議もオンライン会議なども増えてきました。オンライン会議には良いところもあります。全鍍連は全国組織なので、遠方の方も気軽に会議に出られる反面、顔を合わせて会議をしないと話が伝えづらく、元気確認もしづらいです。やはり、会場に来れば元気なお声を直接聞くことができます。 今年3月末をもって、栃木組合が脱退されました。栃木組合に限らず、全国で組合員が非常に減少をしています。若者たちに、めっき業は魅力ある仕事だと思ってもらえるようにしていかないと、業界は衰退の一途を辿りかねません。めっき業は基幹産業ですので、組合の皆様と力を合わせながら、組合員の減少に歯止めをかけたいと思っております。 また全鍍連の活動としては、昨年開催された全国大会で、『「共に前へ」−挑戦で未来へつなぐ−』というテーマを掲げました。一昨年は新型コロナの影響を受けて中止となった全国めっきコンクールも、昨年は再開をいたしました。環境問題では、亜鉛の暫定排水基準が5mg/lから4mg/lで3年間の延長になりました。ほう素・ふっ素の暫定基準も、現行のまま3年間延長もいただいたところでございます。そのほかには、16年ぶりとなる、「電気めっきガイド」の改定プロジェクトを立ち上げました。こちらについて、皆様にお力添えのご依頼をさせていただいた際には、ご協力のほどお願い申し上げます。 経済の方では、2年半におよぶコロナ禍による社会経済の停滞、ロシア・ウクライナの問題での原料費や燃料費の高騰と、非常に厳しい状態でありますが、関係省庁や関係団体と緊密に連携し、情報を共有しながら、この危機を乗り越えていきたいと思っています。昨年のスローガン「共に前へ」のように、全鍍連の皆様の力を結集し、この難局を乗り越えていきたいと思っています。 最後になりますが、業界のさらなる発展を目指し、全鍍連として全力で取り組んで参りますので、今後とも皆様のご支援・ご協力を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。 」 ■ 清水篤人氏が岸賞を受賞 岸賞の表彰が行われました。元全鍍連専務理事の清水篤人氏に対して、ほう素・ふっ素・亜鉛等暫定排水基準、土壌汚染対策等の環境問題対応への尽力や、めっき業に特化した保険制度の制度設計の功績から、令和4年度岸賞を表彰されました。■ 新専務理事に長谷尚武氏 総会において、3名の理事を選任致しました。理事会において新専務理事として長谷尚武氏が満場の拍手により選出されました。7月1日より着任の予定です。 |
苅宿会長挨拶 会場の様子 議案進行 森脇役員選考委員長 長谷新専務理事挨拶 |
令和3年度事業報告、貸借対照表、財産目録、損益計算書、損益計算書 (予算対比)および剰余金処分(案)承認について(監査報告) |
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令和4年度事業計画(案)および損益計算書(案)の承認について | |
令和4年度経費賦課および徴収方法の承認について | |
員外理事及び員外監事に対する報酬額の限度について | |
借入金残高の最高限度額について | |
役員の改選について |