全国鍍金工業組合連合会(ぜんとれん)

令和5年賀詞交歓会を開催しました  〜REPORT〜 (2023.1.26)
 令和5年1月25日(水)機械振興会館(東京都港区)にて令和5年賀詞交歓会を開催致しました

開催レポート

■ 苅宿会長挨拶

 令和5年1月25日(水)15時より、十分な新型コロナ感染対策を講じたうえで、全鍍連新春賀詞交歓会を開催いたしました。司会進行は宍戸総務副委員長によって行われ、最初に石ア副会長が開会の辞を述べました。
 続いて主催者を代表して苅宿会長が、
「皆様あけましておめでとうございます。令和5年の新春にあたり、皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本日は全国鍍金工業組合連合会の新春賀詞交歓会に大勢の組合員の皆様、またご来賓の皆様にご出席を賜り、誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染は昨年末に第8波が押し寄せ、終息の兆しが見えないなか、本日ご出席をいただきました皆様にはあらためて感謝を申し上げる次第でございます。また日頃、全鍍連の運営に際しましては、温かいご支援ご協力を賜っておりますことを御礼申し上げます。この会も3年ぶりに対面での開催になりますが、対面で皆様の元気なお顔に会えるということは非常に嬉しいです。
 さて、昨年はコロナウイルスの感染の波が繰り返され、2月にはロシアによるウクライナ侵攻が始まり、それにより原材料価格が高騰、円安による電気・ガス等のエネルギー価格の上昇等、めっき業界におきましても多くの企業が大変な思いをしました。また、長引くコロナ禍のなか、業績回復に努めておりますが、不透明感を払しょくすることができません。それでも各社の企業努力により、なんとか頑張ってこられたことに敬意を表したいと思います。全国の組合員の生産額調査によりますと、昨年四月から九月までの実績は、前年度対比1.1%上昇と、ほぼ前年度並みの数字となりました。インフレや円安も一時からみると落ち着きを取り戻しつつあり、景気回復も期待されますが、めっき業界にとっての先行きは一進一退が続きそうです。
 昨年の全鍍連の運営について申し上げますと、大変厳しい対応を迫られました。全鍍連全国大会は実施したものの、各ブロック会議はすべて中止となりました。また、理事会や総務委員会をはじめとした各種委員会もZoomでの配信を取り入れるなど、工夫を凝らして進められました。全鍍連執行部、役員、各種委員の皆様のご努力には、感謝申し上げる次第です。ひとつの成果としまして、昨年、技能実習から特定技能に移行されました。また、各関係者、委員のご努力により、めっきに特化した保険も開始しております。皆様方にも、ぜひご活用いただければと思っております。また、16年ぶりに「電気めっきガイド」刷新いたします。野村担当副会長はじめ、皆様からのお力添えをいただき、今年の4月に発刊する予定です。
 昨年開催されました全鍍連全国大会は「共に前へ―人と技術が生み出す持続可能なものづくり―」テーマに掲げました。ロシアのウクライナ侵攻以来、半導体不足などサプライチェーンの混乱、原材料価格の高騰が続き、めっき業界におきましても多くの困難が立ちはだかっております。こうした試練を乗り越え、共に繁栄していくためには業界全体が団結を図り、前進していかなければなりません。昨年盛り上がったワールドカップサッカーが良い例です。団結です。我々の業界も一緒です。そして本年は「卯年」で、「卯」の字は門を開く意味があるそうですので、飛躍の年となるようにしたいと思っています。全鍍連も全力で取り組んでまいります。今後とも皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。新しい年が、希望に満ちた年となりますよう、皆様のご多幸、ご健勝を心よりお祈り申し上げ新年のご挨拶といたします。」
と挨拶を述べました。






苅宿会長挨拶








会場の様子

■ 来賓ご祝辞

 続いて来賓祝辞に移り、経済産業省製造産業局審議官の恒藤様、厚生労働省人材開発統括官付 主任職業能力検定官の宇野様、全国中小企業団体中央会の森会長(代読:振興部副部長 太田様)、表面技術協会会長の松永様から祝辞を頂戴いたしました。
経済産業省製造産業局 恒藤審議官
厚生労働省人材開発統括官付
主任職業能力検定官 宇野様
全国中央会 太田副部長
表面技術協会 松永会長

■ ご歓談・中締め・閉会

 山田常任顧問によって乾杯の発声が行われ、出席者一同懇親を深め新年を祝いました。懇親会も終盤に近づいた頃、森脇名誉顧問・山田常任顧問が壇上にあがり中締めの挨拶を行いました。最後に野村副会長が閉会の辞を述べ閉会しました。
中締めの様子
万歳三唱
開催報告(概要)
開催日 : 令和5年1月25日(水曜日)
開催場所: 機械振興会館6階6D−1・2・3号室
出席者 : 約70名


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