1.基本データ
理事長 | 上村 芳久 |
事業所数 | 14社 (令和6年4月1日現在) |
公式website | 四国鍍金工業組合ホームページ |
住所 | 〒761-0102 香川県高松市新田町甲91-1 (株)ユーミック内
|
電話 | 087-843-1313 |
FAX | 087-843-3500 |
青年部組織 | あり |
2.沿革
四国鍍金工業組合は、香川県、愛媛県、高知市各協同組合を統合し、さらに、徳島県等の各県が参加し、設立された地域組合である。
香川県鍍金工業協同組合
四国鍍金工業組合設立以前は、昭和25年2月に香川県鍍金工業協同組合が設立され、めっき用材料の陽極地金や、薬品、研磨材等の協同購入事業を行ってきた。その後、一時休眠状態であったが、昭和30年代末期になると、公害問題等の高まりにより、昭和40年9月再生させ、昭和40年3月の毒物及び劇物取締法改正により、シアンを扱う業者は国家試験を受けた有資格者が必要となったことに伴い、講習会を度々開き、さらに、県内業界の公害防止対策、資格取得対策及び環境整備に寄与して、組合の充実を図った。その後、県内独自での活動は終わったと判断し、四国鍍金工業組合に吸収合併し、昭和63年3月まで、発展的に解消した。
愛媛県鍍金工業協同組合 昭和40年3月、毒物及び劇物取締法の改正により、愛媛県薬務課による法令の説明や取扱主任者資格取得試験についての説明会があり、その後、毒劇物取扱主任者試験準備講習会の開催や、法規の指導説明会等開催する等について、組合の組織化が必要と考え、団結の話し合いが進展して、愛媛県鍍金工業協同組合が組織された。初期の目的は、同業者間の親睦と毒劇物取扱法規に対処することで、毒劇物取扱主任者の充実を図ることにした。
高知市鍍金工業協同組合
昭和38年になり、公害対策等高まりによって、組合結成の話が始まり、その年の12月、高知市鍍金工業協同組合が設立された。当時の組合活動は、主として同業者間の親睦と毒劇物取締法改正に対処して、県薬務課との交渉の窓口となり、資格取得の講習会や、県工業試験場の利用による、技術工場のための技術相談や、講習会等を目的とした。
四国鍍金工業連合会の設立から四国鍍金工業組合へ
昭和43年頃には、徳島県を除く他の三県には、すでに組合が結成され、同業者間には、お互いに助け合うという気運が盛り上がっていた。
この頃に、四国四県の組合をまとめるべく昭和44年5月、四国鍍金工業連合会が設立された。連合会は、会報の発行、協議会、講習会、新聞広告によるPR等を行い、また、全国鍍金工業連合会の傘下に入り、全国的な情報の入手や、陳情運動による業界の向上、中国・四国・九州ブロック会議等による他組合との交流、連携、融和等をはかり、業界の秩序維持と向上及び組合員の連帯意識を強めた。
その後、昭和47年11月、全鍍連、中小企業団体中央会、通産局等の指導により四国鍍金工業組合に組織変更を行い、翌48年1月に設立された。
その背景には、毒劇物、危険物、安全衛生等の関係諸法規の遵守に加え、工場排水の規制強化による公害防止設備の増設等の諸要求に対処し、業界を発展させるためには、組合の結成が必至であるとの考えから、業界有志が協議して設立されたことによる。このような状況において、会員相互の協力態勢を充実し、電気めっき技能士の資格習得の支援をはじめ、後継者及び人材育成に具体的な活動を実施し、現在に至っている。
3.組織概要
○役員数:理事長1名 副理事長2名 専務理事1名 顧問理事1名 理事2名 監事2名 合計9名
○事 業:
@全鍍連、その他関係機関の実施する講習・研修等への積極的参加
Aめっきデータベース構築への協力
B先進企業等への見学会開催
Cめっき技術コンクールへの参加奨励
D電気めっき技能士資格取得への支援
E親睦ボウリング大会・ゴルフコンペ開催
F優良環境事業所認定推薦と環境保全整備の充実
Gパソコンネットワークの構築とホームページの充実
H合理化等のための設備導入
Iその他
○青年部:会員数11社