1.基本データ
理事長 | 伊藤 麻美 |
事業所数 | 76社 (令和6年4月1日現在) |
公式website | 埼玉県鍍金工業組合ホームページ |
住所 | 〒331-0811 埼玉県さいたま市北区吉野町2-222-7 |
電話 | 048-666-2184 |
FAX | 048-652-7631 |
青年部組織 | 有り(埼鍍会) |
2.沿革
埼玉県のめっき業界は、戦前より、川口市のめっき事業者を中心とした埼玉県鍍金協同組合があり、活動を続けていた。戦後になると産業構造の変革等により、県下にめっき工場が新設され、それらを中心に、関東信越鍍金協同組合埼玉支部が結成され、県内に2つのめっき団体組織が存在した。
昭和33年、有志により埼玉県鍍金技術研究会が発足し、めっき技術の研修を中心に活動が行われた。なお、全鍍連が実施している全国めっき技術コンクールより先駆けて、埼玉県のめっき業界はめっき技術コンクール等を行っていた。
その後、昭和40年代にかけて、公害防止対策やめっき技術向上等について、業界企業が緊急の対応を図るため、組合設立の動きが具体化され、昭和40年5月に県内のめっき事業者を一本化した埼玉県鍍金工業組合が創立された。組合の運営方法は、県内を4地区に分けて支部を設け、支部にはそれぞれ各支部長1名、副支部長1名を置いた。また事業部制(現在は委員会)を採用し、それぞれ委員長1名、副委員長1名を置く方針がまとめられ、総務・環境・技術の3つの委員会が設けられ、委員会ごとに事業を推進することになった。主な事業は、人材教育事業や組合員の情報提供等をはじめ、環境対策の推進等の他、昭和46年3月には、組合保有によるめっき技術研修センターを完成させた。
以降、毎年継続的に公害防止管理者資格認定講習会の開催、部会から委員会構成による事業への移行、埼玉県鍍金技術研究会が実施してきた、めっき技術の研さんを目的としたコンクールの継続、昭和56年には排水管理優良事業所表彰制度を発足させる等、めっき企業の環境保全と業界のPRに努めている。このことから、全鍍連の各種事業に先駆けた事業活動を推進し、現在に至っている。
3.組織概要
○役員数:理事長1名 副理事長2名 専務理事1名 常任理事6名 理事8名
監事2名 合計20名
○事 業:
@支部活動の活性化
A事業承継のための諸条件の改善及び若手人材の育成
B環境・省エネ対策推進
Cアウトサイダー組合加入促進
D土壌汚染対策
E情報収集と組合員への周知徹底
F特定施設の保守管理の徹底指導(水質、大気、土壌汚染防止等の環境策)
G土壌対策及び情報提供
H取引先の拡大・技術交流の促進の補助(技術・製品展示会のビジネスアリーナへの出展)
I当組合による排水分析事業で環境対策
Jホームページ立ち上げによる組合員の販路拡大
○青年部:埼鍍会(会員数44社)